さっさと休んじゃいましょう

通勤中、倒れたあの日から、

私の日常は崩れました。

社会人生活10年間、

一度も病院にかかったこともなく、

体調不良等で欠勤もしたことのなかった私に襲い掛かったのは、

「パニック障害」でした。

通勤、満員電車、人ごみ、仕事、電話、会議、

日常の様々なストレスが積もり積もって、

眠れない夜が続き、自分が今何をしているのかも分からなくなるほど、

朦朧とした意識の中で仕事をし続けて、

ついに限界を迎えた通勤途中に私は過呼吸で倒れ、救急搬送されました。

倒れた時のことはあまりよく覚えていませんが、

ひたすら苦しかったことだけは確かです。

終わりの見えない絶望感、出来ないことの焦り、

不安や恐怖の中で苦しんでもがいていた日常でした。

しかし、私は倒れた翌日、何事もなかったかのように出勤しました。

みんなが出来ていることが出来ないことの焦りや不安、

みんなに迷惑をかけていることに責任を感じ、

早く信用を取り戻さなければという思いがあったからです。

そして案の定、カラダが追い付かず、

再び過呼吸を起こし、私は休職することとなりました。

今考えると、本当にイカれていると思います。

あの日の私に伝えたいことは、

「さっさと休め」ってことです。

焦りや不安がある中で仕事しても、

どうせ大した成果は出ません。

当たり前のことなのですが、

倒れてから休職するに至るまで、

私はそんなことも気づきませんでした。

しっかり休むことでまた動けるようになります。

さっさと休もう、しっかり休もう!

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